１０月３１日（月曜日）

今年もいよいよ残り２ヶ月になりました。

カレンダー上は、１０月は神無月、ここ島根では神在月です。が・・・

本来は旧暦なので、出雲大社の神事はカレンダー上では１１月に行われ

ます。

全国八百万の神様大集合の月です。

１１月９日に稲佐の浜での神迎神事に始まり、１０、１４、１６日には

神在祭が行われます。

この７日の間に、人生諸般のことなどを神議りにかけて決めているそう

です。

神在月の間は、おまいりの際の拍手は音を立てないように！

大事な大事な会議の最中なので・・・

人と人の縁だけでなく人と仕事、お金との縁も・・・だそうです。

出雲大社の神在祭が終わると、松江市の佐太神社で引続き神在祭が行わ

れ、その後、斐川町の万九千神社からそれぞれの国に還られるそうです。

その際、１１月１６、２５日には神等去出祭が行われます。

ちなみに、出雲では「神在祭」のときに「神在餅（じんざいもち）」を

振舞っていましたが、これが「ぜんざい」のルーツだそうです。

「じんざい」・・出雲弁でなまって「ずぅんざい」→「ぜんざい」と。

江戸時代初期の文献にも記載されていますよ。

 

それにしてもスッキリしない天気が続きます。

今日、１０月３１日の朝７時３０分ころの東の空