以前・・６月か７月位に「ヌートリア」用の罠がしかけられていると書きましたが・・
その後、捕獲されたと言う話は聞いていません。

こんな雲空の日、何と！泳いでいるところを見かけました、
最初は、「でっかい鯉が泳いでいるのか・・」と思ってよくよく見たら・・
何と、ヌートリアでした。（たぶん）
「海狸鼠」とか「沼鼠」とか・・・呼んでいるそうですが、ほんとにでっかいネズミです。
チョットおデブのビーバーに見えなくもないけど・・

基本、ヌートリアは間違ってつけられた名前らしいです。
「ヌートリア」＝スペイン語で「カワウソの毛皮」のこと。
だれかが「カワウソの毛皮だよ。」ってごまかして売っていたのが間違えられるようになった元のようです。

１９３９年にフランスから１５０匹輸入されたのが初めですが、その後　あ～～っという間に大繁殖・・・すっかり害獣になってしまいました。（本来は南米原産）
生態系を壊し、農作物を荒らし・・・
何と！年に２～３回出産×１回平均５匹、しかもあまり天敵がいない・・「育てやすい」ということは、生命力強いってことで、本当にネズミ算。

中国（主に広東地方）では、食べてるらしいです。

ススキの陰でチョット見えにくいですが・・・
やっぱり害獣・・どうしたものでしょう。

イギリスでは、１９７０～８０年代に１００万匹を駆除して、絶滅したそうです。
本来は日本に居なかったもの（生き物）ですが、勝手に連れて来られて、勝手に捨てられて、頑張って繁殖したら害獣になって・・・他にもアライグマとか・・

なかなか、いい解決策もないですよね～
捕まえて南米方面に強制送還？たぶんものすごい頭数！

あちらも入国拒否するかもしれないし・・・・
そもそも、なかなか捕まってくれません。
けっこうしたたかに定住してます。