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あした咲き・・・

会社の駐車場に車を停めたら、車のすぐ後ろに露草が咲いていました。

何となく、露=梅雨のイメージで6~7月くらいの感じでしたが、この時期まで咲いているんですね。

朝咲いた花が昼ごろにはしぼむことが、朝露を連想させることから「露草」と名づけられたとか・・・英語でもDay flower「その日のうちにしぼむ花」です。

万葉集には「月草」の名前でよくでてきます。
呼び名は他にも「蛍草」「帽子花」・・いずれも形からでしょうか。

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『朝咲き 夕は消ぬるつき草の 消ぬべき戀も吾はするかも』 詠み人しらず
朝咲いて夕方にはもう消えてしまう、そんな露草のような儚い戀にわが身も消え入りそうな・・・ハァ~・・とため息が漏れ聞こえてきそうですネ。

よくよく見たらけっこう群生していました。

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実はこの花、自家受粉して増える(蜂や蝶にたよらず)けっこうたくましい花なんです。
この花の青の色素には「アントシアニン」が含まれているとか・・・
(目によさそう)
岡本信人さんなら間違いなく食べてますよね (^o^) 天麩羅でしょうか

鴨路草(オウセキソウ)と言う名もあって、下痢止め、解熱の漢方薬にもなっていますよ。

色素が水に溶けて消えるので、友禅の下書きにも使われています。

そういえば平成8年発売の390円切手にも描かれていましたよ。

 

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